スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
8-(1) パーソナリティの理論慨説
■8-(1) パーソナリティの理論慨説
(1)パーソナリティの定義。
●ラテン語「ペルソナ」仮面●環境の適応のための独自の適応行動形式●遺伝と環境の相互構想●変化発展再体制化●分析整理した類型●ヨーロッパ。

(2)パーソナリティの類型論。
●類型論:パーソナリティを分類整理した典型的な類型●ヨーロッパで発達
●性格類型論:ユング、リビドーの向かい方、8つの性格タイプ論「内向型」「外交型」×「思考」「感情」「感覚」「直感」、MBTI自己理解(ユングの性格タイプ論をまとめた心理検査)
●体系気質類型論:クレッチマー、内因性精神病患者の体系分類、正常な人の3つの気質類型、「分裂気質:細型」「躁うつ気質:肥満型」「粘着(てんかん)気質:闘士型、発育不全型」。
●体質的・気質的類型論:シェルドン、3つの気質類型論(内胚葉気質、中胚葉気質、外胚葉気質)。
☆ユンクレ類
☆ユン性格悪いよ(ユング、性格、8、類型、ヨーロッパ)
☆くれたる気分よそうね(クレッチマー、体系、類型、気質、分裂、躁、粘)

(3)パーソナリティの特性論。
●特性論:行動傾向、特性因子の組み合わせ、量的測定、イギリスやアメリカ、客観測定可能だが独自性を見逃す
●キャッテル:12の根源特性(「独自特性」と「共通特性」、「行動の表面特性」を因子分析で整理)
●アイゼンク:二つの基本的因子(次元)の抽出→行動療法へ発展、内向性−外向性」因子と、神経症的傾向因子。
●特性論の5因子論(ビッグファイブ)(外向性、協調性、良心性、情緒安定性、文化)☆気合特性(キャッテル、アイゼンク、特性)
☆勝ってる中に寝とく度胸兵(キャッテル、12、根源、特性、独自、共通、表面)
☆愛と恋流し(アイゼンク、特性、行動療法、内、外、神経)
☆ガキよご自分(5因子論、外向性、協調性、良心性、情緒安定性、文化)

(4)パーソナリティの形成と変容。
1)パーソナリティ形成の説。
●生得説(遺伝的素質であり、環境によって変わらない)●経験説(人の心はもともと白紙、経験や育てられ方で決まる●輻輳説(シュテルン(ドイツ):遺伝と環境の相互作用で形成)●層理論(ゴットシャルト(ドイツ):知性的上層(環境の影響が強い)と、内部感情的基底層(遺伝による規定性が強い)で構成●環境閾値説(ジェンセン:遺伝と環境が相互に影響しあう)。
2)双生児による研究。
●感受性、活動性、固有気分、心的テンポに一卵性双生児の一致率が高く、遺伝規定性が認識。
3)パーソナリティの発達。
●乳児期:その後のパーソナリティの形成に大きく影響(精神分析フロイト)、母乳の自己充足授乳、離乳は口唇愛欲求が離れてから、排泄のしつけで我慢する訓練(厳格すぎると几帳面・強迫神経症的な人間、訓練を受けてないと抑制の出来ない人間)。
●幼児期:母親の育児態度や価値観と、それに対する子どもの応じ方によって形成、サイモンズ→親の育児態度を二次元の座標で考察。(支配−服従、保護−拒否)、第一次反抗期:3歳前後〜4歳頃まで(第二次反抗期は青年期)→自我の形成にあたっての正常な現象。
●児童期:教師の影響力大:義務感、責任感が養成され、自己統制の訓練。友人との関係:交渉形態を習得し、共感性・自己主張力の訓練。
●青年期:激しい反抗や、新しい価値を求めて揺れ動く不安定な時期。自己概念、自己の確立、自己のあり方、価値観などを形成。
4)ロジャーズのパーソナリティ変容理論(参考■来談者中心療法):基本的動機:実現傾向。
●「人は、基本的にはポジティブな方向、建設的な自己実現の方向へ進んで行く存在である」。
●「最も良い様態での『生きること』は、その中では何一つ固定されることのない、流れるような変化して行くプロセスだ」。
●ありのままの自分を受容することで、成長に向けて変化する。
●自己洞察(気づき)、自己受容、自己決定(決心)。
●1957年「パーソナリティ変化の必要にして十分な条件」(統合性の拡大、内的葛藤の現象、精力の増加)。
 1)CoとClに心的接触がある。
 2)Clは不一致状態。
 3)Coは一致状態。
 4)Coは無条件の肯定的配慮を経験。
 5)感情移入的な理解を経験し、それを伝える努力。
 6)感情移入的理解と無条件の肯定的配慮をClに伝えている。
===============================
(1)パーソナリティの定義。:ラテン語「ペルソナ」=仮面。ある個人の行動は環境への適応において、その人らしい独自の一貫した適応行動形式があり、たえず遺伝と環境の相互構想により、変化、発達して再体制化されていくもの。
-------------------------------------------------------
(2)パーソナリティの類型論(タイプ論):ユングとクレッチマー。→性格類型論:ユング。
→体系気質類型論:クレッチマー。
→体質的、生物学的類型論:シェルドン。
→生活形式類型:シュプランガー。
→直感像類型:イエンシュ。
→情動性、活動性、イメージの保持製類型:ル・センヌ。

・パーソナリティを分類整理し、いくつかの典型的な類型で代表させる考え方。
・主としてヨーロッパで発達。
・ユングの類型論:心のエネルギー(リビドー)の向かい方による8つの性格のタイプ論。
 ※態度類型:「外交型」「内向型」。
  ×機能類型:「思考」「感情」「感覚」「直感」。
 ※MBTI:アメリカのブリッグズとマイヤーズ。
  ユングの性格タイプ論をまとめた心理検査→自己理解に有効。

・クレッチマーの類型論:内因性精神病患者の体系分類→正常の人の気質特徴に適用した3つの気質のタイプ論。(内因性精神病:「統合失調症」「躁うつ病」「てんかん」)。
 ※「統合失調症」→「分裂気質」:細長型。
(非社交的、静か、控えめ、きまじめ、変わり者、臆病、傷つきやすい、神経質、興奮しやすい、自然と書物の友)。
 ※「躁うつ病」→「躁うつ気質」:肥満型。
(外方的内方的の二面性、社交的、善良、親切、温厚、明朗、ユーモア、活発、興奮しやすい、もの静か、おだやか、気が重い)。
 ※「てんかん」→「粘着(てんかん)気質」:闘士型と発育不全型。
(かたい(融通性がない)、粘り強く執着、几帳面で秩序を好む、まわりくどい、礼儀正しい、爆発性、自己の正当性をかたくなに主張)。

・ジェルドンの類型論:体質的、生物学的類型論→3つの気質のタイプ論。
 ※内胚葉気質、中胚葉気質、外胚葉気質に分類。
-------------------------------------------------------
(3)パーソナリティの特性論(因子分析論):キャッテルとアイゼンク。
(キャッテル、アイゼンク、オールポート、ギルフォード)
・パーソナリティを構成する多数の基本的単位である特性を分類し、この特性の因子の組み合わせ(量的測定)によってパーソナリティを説明する考え方。
・特性:個人が習慣的に行う一貫した行動傾向で、誰もが持つ。
・主としてイギリス、アメリカで発達。
・客観的測定が可能だが、個人の全体像や独自性を見逃す欠点がある。
・キャッテルの特性論:キャッテル12の根源特性。
 ※パーソナリティを「独自特性」と「共通特性」、「行動の表面特性」を
  因子分析で整理し、12の根源特性を抽出。
・アイゼンクの特性論:二つの基本的因子(次元)の抽出→行動療法へ発展。
 ※二つの基本的因子(次元):「内向性−外向性」因子と、神経症的傾向因子。
 ※神経症的傾向の内向性の人の特徴。
  ・不安やこう打つの兆候、強迫観念や焦燥感無感動、自律神経系が不安定。
  ・自覚症状:感情が傷つきやすい、自意識過剰で神経が細かい、劣等感、
        気難しい、空想家、非社交的、引っ込み思案。
 ※神経症的傾向の外向性の人の特徴。
  ・むら気で言語動作などがヒステリー的態度、精力的でない、興味の範囲が狭い、
   不平不満が多い、事故をおこしがち、苦痛に弱い。 
・特性論の5因子論(ビッグファイブ):5つの因子でパーソナリティを説明。
 1)外向性:エネルギッシュ、社交性、断定的などを性格特徴とする対人的特徴。
 2)協調性:愛情のある、愛想のよい、信頼できるなどを性格特徴とする対人的特徴。
 3)良心性(誠実性):責任感のある、几帳面な、計画性、能率のよさなどの性格特徴。
 4)情緒的安定性:落ち着いた、冷静な、自信のあるなどの性格特徴。
 5)文化:想像性、文化的洗練、幅広い興味など精神面の人生経験から作られる複雑な性格特徴。
-------------------------------------------------------
(4)パーソナリティの形成と変容。1)パーソナリティ形成の説(生得説、経験説、輻輳説、層理論、環境閾値説)
・生得説と経験説は現在の心理学では非受容。
・生得説:人のパーソナリティは生まれつきで、遺伝的素質にあり、環境によって変わらない。
・経験説:人の心はもともと白紙で、生まれてからの経験や育てられ方によってパーソナリティが決まる。
・輻輳説:シュテルン(ドイツ)→遺伝と環境の相互作用で形成する。
・層理論:ゴットシャルト(ドイツ)→知性的上層(環境の影響が強い)と、内部感情的基底層(遺伝による規定性が強い)で構成。
・環境閾値説:ジェンセン→遺伝と環境が相互に影響しあう。

2)双生児による研究:感受性、活動性、固有気分、心的テンポに一卵性双生児の一致率が高く、遺伝規定性が認められている。

3)パーソナリティの発達。・乳児期。
 ※乳児期のパーソナリティがその後のパーソナリティの形成に大きく影響
   ⇒精神分析のフロイト。
 ※母乳の自己充足授乳が望ましく、離乳は口唇愛欲求が離れてから行うべき、排泄のしつけで我慢する訓練(厳格すぎると几帳面・強迫神経症的な人間、訓練を受けてないと抑制の出来ない人間になる)。
・幼児期。
 ※母親の育児態度や価値観と、それに対する子どもの応じ方によって形成。
 ※サイモンズ→親の育児態度を二次元の座標で考察。(支配−服従、保護−拒否)。
 ※第一次反抗期:3歳前後〜4歳頃まで。(第二次反抗期は青年期)。→自我の形成にあたっての正常な現象。
・児童期。
 ※教師の影響力大:義務感、責任感が養成され、自己統制の訓練。
 ※友人との関係:交渉形態を習得し、共感性・自己主張力の訓練。
・青年期。
 ※激しい反抗や、新しい価値を求めて揺れ動く不安定な時期。
 ※自己概念にともなう自己の確立、自己のあり方、価値観などを形成。

4)ロジャーズのパーソナリティ変容理論。(参考■来談者中心療法)
・基本的動機:実現傾向。
・「人は、基本的にはポジティブな方向、建設的な自己実現の方向へ進んで行く存在である」。
・「最も良い様態での『生きること』は、その中では何一つ固定されることのない、流れるような変化して行くプロセスだ」。
・ありのままの自分を受容することで、成長に向けて変化する。
・自己洞察(気づき)、自己受容、自己決定(決心)。
・1957年「パーソナリティ変化の必要にして十分な条件」
 ※統合性の拡大、内的葛藤の現象、精力の増加。
 1)CoとClに心的接触がある。
 2)Clは不一致状態。
 3)Coは一致状態。
 4)Coは無条件の肯定的配慮を経験。
 5)感情移入的な理解を経験し、それを伝える努力。
 6)感情移入的理解と無条件の肯定的配慮をClに伝えている。
| れいこ | 08. パーソナリティ理論 | 15:07 | - | - |
8-(2) 文化とパーソナリティ
(1)発達段階:乳幼児心理学、児童心理学、青年心理学、成人心理学、老年心理学●ライフステージ。
(2)発達課題。
●ある発達段階に達成しておかなければならない発達的技能。
●社会的共通課題:ある社会すべての構成員が、ある特定の時期に達成するよう期待された課題。
(3)青年期のパーソナリティ。
●11、2歳〜22、3歳ごろ、第二次性徴の出現に始まり、成人に達するまでの時期。
●「青年前期(思春期)11,2〜14,5」「中期16,7〜18,9」「後期22,3頃まで」。
●レヴィン:青年を「周辺人」(「境界人」)。
●エリクソン(フロイトの精神分析を発展)、心理的・社会的「モラトリアム」(猶予期間)、エゴ・アイデンティティ(自我同一性)獲得、「自己の存在証明」「自己価値」「自己統合性」「主体性」。
●ハヴァガースト:9つの青年期の発達課題。
(4)成人期(中年期・壮年期)のパーソナリティ、(22、3歳以降)。
●ユング:中年期=「人生の午後」(40歳「人生の正午」)、心の自己実現→「個性化」
●レビンソン:正常な中年の80%が「中年の危機」を体験、幻滅感、停滞感、圧迫感、焦燥感。
●オールポート:成熟した6つの人格基準、1)自我の拡張 2)他人に対する温かかい関係  3)情緒の安定 4)現実認知と技能 5)自己客観化 6)人生の確立。
●中年期の3つの危機:体力の危機、対人関係の危機、思考の危機、ゴーギャンコンプレックス(中年期の葛藤)←ユングの個性化と同意。
●中年の危機による精神障害:昇進うつ病、上昇停止症候群、燃えつき症候群
●中年期のストレスと疾患:中年男子の自殺増加、職業生活への過剰適応、中年期夫婦の離婚・家庭内離婚、子どもの巣立ち。
(5)老年期のパーソナリティ。
●保守性の増大、自己中心的傾向の増大、愚痴と自慢、人間関係の希薄化、性格の変化、死に対する不安。
●老年期の欲求:安定欲求、承認欲求、愛情欲求、生存欲求。
(5)パーソナリティと文化:人類文化学者ミード。
(6)パーソナリティと性差:生物学的性差と文化的・社会的性差。
===============================
(1)発達段階:乳幼児心理学、児童心理学、青年心理学、成人心理学、老年心理学のようにライフステージ毎に取り扱う。
(2)発達課題:ある発達段階に達成しておかなければならない発達的技能。
-------------------------------------------------------
(3)青年期のパーソナリティ。(11、2歳〜22、3歳ごろ)
・第二次性徴の出現に始まり、成人に達するまでの時期。
・「青年前期(思春期)11,2〜14,5」「中期16,7〜18,9」「後期22,3頃まで」。
・レヴィン:青年を「周辺人」(「境界人」)→大人としても子どもとしてもっ青年は社会で安定的立場を持たない存在とよんだ。
・エリクソン(フロイトの精神分析を発展)。
 ※心理的・社会的「モラトリアム」(猶予期間)。
(大人になることを一時延期し、大人としての責任や義務を猶予されている期間)。
 ※課題:エゴ・アイデンティティ(自我同一性)獲得。
  →意訳:「自己の存在証明」「自己価値」「自己統合性」「主体性」。
・ハヴァガースト:9つの青年期の発達課題→社会人として幸福な生活を送るための基本的課題。
-------------------------------------------------------
(4)成人期(中年期・壮年期)のパーソナリティ。(22、3歳以降)
・ユング:中年期=「人生の午後」(40歳「人生の正午」)
 ※課題:心の自己実現→「個性化」

・レビンソン:正常な中年の80%が「中年の危機」を体験する。
 ※幻滅感、停滞感、圧迫感、焦燥感。

・オールポート:成熟した6つの人格基準。
 1)自我の拡張。
 2)他人に対する温かかい関係。
 3)情緒の安定。
 4)現実認知と技能。
 5)自己客観化。
 6)人生の確立。

・中年期の3つの危機。
 1)体力の危機:体力やスタミナの低下→精神面の充足が必要。
 2)対人関係の危機:対人関係の変化→新たな人間関係が必要。
 3)思考の危機:柔軟性の欠如、固執、新しい考えの受容困難。
  ※ゴーギャンコンプレックス(中年期の葛藤)←ユングの個性化と同意。

・中年の危機による精神障害(例)。
 ※昇進うつ病:昇進によって孤立し周囲の圧力で無気力化。
 ※上昇停止症候群:会社のポスト不足から自分の限界を知り、意欲減退。
 ※燃えつき症候群:精神的、肉体的な極度の疲労から無気力化。

・中年期のストレスと疾患。
 1)中年男子の自殺増加:病気や仕事上での悩み、経済問題など。
 2)職業生活への過剰適応:うつ病や心気症などの心身症を発祥。
 3)中年期夫婦の離婚・家庭内離婚:多くの場合、妻からの申し出。
 4)子どもの巣立ち:家出やアルコール依存症の発生頻度の上昇。
-------------------------------------------------------
(5)老年期のパーソナリティ。
・老年期のパーソナリティの特徴。
 ※保守性の増大:記憶の減退、活動力の低下→以前の習慣や考え方を重視。
 ※自己中心的傾向の増大:他者の意見の受け入れ困難。
 ※愚痴と自慢:長かった過去への関心。
 ※人間関係の希薄化:交流を持つ人数の減少。
 ※性格の変化:社会的役割の喪失、人間関係の減少が原因。
 ※死に対する不安:老年期の心理的・社会的不安の多くは、この不安が根幹。

・老年期の欲求。
 1)安定欲求:自分の役割があり、安定した気持ちでいたい。
2)承認欲求:自分も仲間に入れてほしい、昔の話を思いっきりしたい。
 3)愛情欲求:いたわってほしい、愛する機会がほしい。
 4)生存欲求:長生きしたい、役に立ちたい、薬が心の支え。
-------------------------------------------------------
(5)パーソナリティと文化。
・人類文化学者ミード:ニューギニアの3つの部族の調査で、文化がパーソナリティの形成に及ぼす影響を分析。
(6)パーソナリティと性差。
・性差:生物学的性差と文化的・社会的性差。
・男らしさや女らしさとは、文化によって作り上げられた社会的役割期待の体系。
| れいこ | 08. パーソナリティ理論 | 14:56 | - | - |
8-(3) 葛藤の理論と欲求不満の反応様式
1)葛藤の理論:人生の持つ要求は、複数であるのが普通であり、互いに競合し合う場合が存在する。
●レヴィン:葛藤(コンフリクト)と呼称→一方の要求を満たすと、他方の要求が達成できない状態、葛藤を3つの基本形型に分類(「接近−接近型」「回避−回避型」「接近−回避型」)
●葛藤:意識できるものと、無意識的なレベルのものが存在。
●快楽の延期:将来のための今の生活・仕事の困難を絶え、努力すること、「長期展望」。
(2)欲求不満の反応様式:欲求不満(フラストレーション)。
●欲求が満たされない状態→不快な情緒的緊張が持続し、不満足感を経験する。
●欲求不満状態での3つの反応(攻撃反応(身体的攻撃 言語的攻撃 間接的攻撃))、退行的反応、固着的(固執的)反応)。
●欲求不満耐性(フラストレーション・トレランス):ローゼンヴァイクが提唱、欲求不満を耐える(乗り切る)能力。発達(克服経験)、学習によって高めることが出来る、個人差がある。
●欲求不満耐性を育てる為の必要事項(幼児期より適度な欲求不満体験を与えること。共感的、受容的態度で接すること。解決のための援助)。
(3)防御機制(ディフェンスメカニズム):提唱者 フロイト、欲求不満や葛藤による破局などから自己を防衛しようとする無意識な過程。
●逃避(「消極的に」)、抑圧、投射(投影)、同一視、摂取、反動形成、合理化(理屈づけ)、昇華、補償(過補償)、置き換え(昇華も置き換えのひとつ)。
===============================
(1)葛藤の理論:人生の持つ要求は、複数であるのが普通であり、互いに競合し合う場合が存在する。
・レヴィン:葛藤(コンフリクト)と呼称→一方の要求を満たすと、他方の要求が達成できない状態。
 ※葛藤を3つの基本形型に分類。
「接近−接近型」:共に正の誘発性をもち、同時にかなえることが出来ない場合。(二つの会社に合格し、どちらの会社を選ぶか)。
「回避−回避型」:共に負の誘発性を持ち、どれも避けたいが避けられない場合。(勉強するのも嫌だが、しないで叱られるのも嫌だ)。
「接近−回避型」:同時に生と負の誘発性を有する場合。負を通過しなければ正に到達できない場合。(虎穴に入らずんば虎子を得ず)。
・葛藤:意識できるものと、無意識的なレベルのものが存在。
 ※無意識的なレベルのものは、神経症の症状や行動の混乱、性格障害で発現。
・快楽の延期:将来のための今の生活・仕事の困難を絶え、努力すること。
 ※人が動物より優れている面の「長期展望」ができるという特性。
 ※幼い子どもや非行少年のパーソナリティの一面として長期展望の不足と欲求の直接的満足の強さがある。
-------------------------------------------------------
(2)欲求不満の反応様式:欲求不満(フラストレーション)。
・欲求が満たされない状態→不快な情緒的緊張が持続し、不満足感を経験する。
・欲求不満状態での3つの反応。
 1)攻撃反応:対象に害を与えることを目的とする意図的な反応。
  ・身体的攻撃→なぐる、ける。
  ・言語的攻撃→悪口、ののしる。
  ・間接的攻撃→八つ当たり、弱いものいじめ。
 2)退行的反応:後もどりすることによって不安を解消し、欲求の満足を得ようとする。
  ・例)弟や妹の誕生を契機として、夜尿症の再現。
  ・神経症や精神病の病的なものから、一時的、部分的な正常範囲のものがある。
  ・カウンセリングの過程での退行反応は、意図的に退行反応を深め、治療の足がかりにする技法もある。
 3)固着的(固執的)反応:問題解決には直接役に立たない定型化した反応。
  ・爪かみ、貧乏ゆすりなど。

・欲求不満耐性(フラストレーション・トレランス):ローゼンヴァイクが提唱。
 ※欲求不満を耐える(乗り切る)能力→欲求不満事態を受容、耐える、状況分析、解決できる能力。
 ※発達(克服経験)、学習によって高めることが出来る。
 ※個人差がある。
 ※欲求不満耐性を育てる為の必要事項。
  ・幼児期より適度な欲求不満体験を与えること。
  ・共感的、受容的態度で接すること。
  ・解決のための援助。
-------------------------------------------------------
(3)防御機制(ディフェンスメカニズム):提唱者 フロイト。
・欲求不満や葛藤による破局などから自己を防衛しようとする無意識な過程。
・逃避:不安、緊張、恐怖などから「消極的に」逃れようとする防御機制。
 ※「退行」「現実への逃避」「空想への逃避」「病気への逃避」。
・抑圧:破局を招く恐れのある危険な欲求を意識に上らせないようにする仕組み。
 ※直面している問題を意識面から排除しようとすること。
 ※他の防御機制の基本(置き換え、摂取、当社、反動形成などに発展)。
・投射(投影):自分が持っている社会的に望ましくない感情を、相手が持っていることにして責任転換する防衛機制。(投射が最も進んだ形→被害妄想)。
・同一視:ある考え方や感情、行動などを無意識的に取り入れ、その対象と同じような傾向を示すようになる心理過程。
(スターの真似、出身校の自慢など)。
・摂取:同一視の元になる心理過程。
 ※外界の対象やその特徴を無意識的に自分の中に取り入れる防御機制。
(周囲の期待に沿う行動をすることで不安を解消する)
 ※特定の人の考え方や規範をそのまま取り入れるとき同一視。
・反動形成:抑圧が十分でなく、自分の欲求にある程度気づいてそれが表面化することで自己の評価が低下することを恐れ、そのため、まったく正反対の態度や行動をとる防衛機制。
(嫌いな人に親切、ケチの大判振る舞い)。
・合理化(理屈づけ):何かもっともらしい理屈を付けて自己を正当化しようとする防衛機制。
(あばたもえくぼ、「すっぱいブドウ」「甘いレモン」など)。
・昇華:抑圧された欲求や行動が、社会的、文化的に承認される価値のある好ましい活動となってっ発現する防衛機制。
(攻撃的傾向や性的欲求による緊張を学問や芸術やスポーツなどで代償に解消)。
・補償:何らかの劣等感を解消するために、他の分野で優越感を求める防御機制。
 ※そのために特別の努力をすること:過補償。
(学業面の引け目をスポーツで補償。)
・置き換え:外界のある対象に向けられた無意識的な欲求や衝動を、他の対象に向けることで、はじめの対象からの攻撃を防いだり、不安、罪悪感、欲求不満などを解消しようとする防衛機制。
 ※昇華も置き換えのひとつ。
(異性に恐怖心があるが、異性の持ちものに愛着(フェティシズムも置き換えの一例))。
 ※多くの神経症の症状は、抑圧された欲求の目的行動が置き換えられた形で行われる代理行動。
| れいこ | 08. パーソナリティ理論 | 15:59 | - | - |