スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
8-(3) 葛藤の理論と欲求不満の反応様式
1)葛藤の理論:人生の持つ要求は、複数であるのが普通であり、互いに競合し合う場合が存在する。
●レヴィン:葛藤(コンフリクト)と呼称→一方の要求を満たすと、他方の要求が達成できない状態、葛藤を3つの基本形型に分類(「接近−接近型」「回避−回避型」「接近−回避型」)
●葛藤:意識できるものと、無意識的なレベルのものが存在。
●快楽の延期:将来のための今の生活・仕事の困難を絶え、努力すること、「長期展望」。
(2)欲求不満の反応様式:欲求不満(フラストレーション)。
●欲求が満たされない状態→不快な情緒的緊張が持続し、不満足感を経験する。
●欲求不満状態での3つの反応(攻撃反応(身体的攻撃 言語的攻撃 間接的攻撃))、退行的反応、固着的(固執的)反応)。
●欲求不満耐性(フラストレーション・トレランス):ローゼンヴァイクが提唱、欲求不満を耐える(乗り切る)能力。発達(克服経験)、学習によって高めることが出来る、個人差がある。
●欲求不満耐性を育てる為の必要事項(幼児期より適度な欲求不満体験を与えること。共感的、受容的態度で接すること。解決のための援助)。
(3)防御機制(ディフェンスメカニズム):提唱者 フロイト、欲求不満や葛藤による破局などから自己を防衛しようとする無意識な過程。
●逃避(「消極的に」)、抑圧、投射(投影)、同一視、摂取、反動形成、合理化(理屈づけ)、昇華、補償(過補償)、置き換え(昇華も置き換えのひとつ)。
===============================
(1)葛藤の理論:人生の持つ要求は、複数であるのが普通であり、互いに競合し合う場合が存在する。
・レヴィン:葛藤(コンフリクト)と呼称→一方の要求を満たすと、他方の要求が達成できない状態。
 ※葛藤を3つの基本形型に分類。
「接近−接近型」:共に正の誘発性をもち、同時にかなえることが出来ない場合。(二つの会社に合格し、どちらの会社を選ぶか)。
「回避−回避型」:共に負の誘発性を持ち、どれも避けたいが避けられない場合。(勉強するのも嫌だが、しないで叱られるのも嫌だ)。
「接近−回避型」:同時に生と負の誘発性を有する場合。負を通過しなければ正に到達できない場合。(虎穴に入らずんば虎子を得ず)。
・葛藤:意識できるものと、無意識的なレベルのものが存在。
 ※無意識的なレベルのものは、神経症の症状や行動の混乱、性格障害で発現。
・快楽の延期:将来のための今の生活・仕事の困難を絶え、努力すること。
 ※人が動物より優れている面の「長期展望」ができるという特性。
 ※幼い子どもや非行少年のパーソナリティの一面として長期展望の不足と欲求の直接的満足の強さがある。
-------------------------------------------------------
(2)欲求不満の反応様式:欲求不満(フラストレーション)。
・欲求が満たされない状態→不快な情緒的緊張が持続し、不満足感を経験する。
・欲求不満状態での3つの反応。
 1)攻撃反応:対象に害を与えることを目的とする意図的な反応。
  ・身体的攻撃→なぐる、ける。
  ・言語的攻撃→悪口、ののしる。
  ・間接的攻撃→八つ当たり、弱いものいじめ。
 2)退行的反応:後もどりすることによって不安を解消し、欲求の満足を得ようとする。
  ・例)弟や妹の誕生を契機として、夜尿症の再現。
  ・神経症や精神病の病的なものから、一時的、部分的な正常範囲のものがある。
  ・カウンセリングの過程での退行反応は、意図的に退行反応を深め、治療の足がかりにする技法もある。
 3)固着的(固執的)反応:問題解決には直接役に立たない定型化した反応。
  ・爪かみ、貧乏ゆすりなど。

・欲求不満耐性(フラストレーション・トレランス):ローゼンヴァイクが提唱。
 ※欲求不満を耐える(乗り切る)能力→欲求不満事態を受容、耐える、状況分析、解決できる能力。
 ※発達(克服経験)、学習によって高めることが出来る。
 ※個人差がある。
 ※欲求不満耐性を育てる為の必要事項。
  ・幼児期より適度な欲求不満体験を与えること。
  ・共感的、受容的態度で接すること。
  ・解決のための援助。
-------------------------------------------------------
(3)防御機制(ディフェンスメカニズム):提唱者 フロイト。
・欲求不満や葛藤による破局などから自己を防衛しようとする無意識な過程。
・逃避:不安、緊張、恐怖などから「消極的に」逃れようとする防御機制。
 ※「退行」「現実への逃避」「空想への逃避」「病気への逃避」。
・抑圧:破局を招く恐れのある危険な欲求を意識に上らせないようにする仕組み。
 ※直面している問題を意識面から排除しようとすること。
 ※他の防御機制の基本(置き換え、摂取、当社、反動形成などに発展)。
・投射(投影):自分が持っている社会的に望ましくない感情を、相手が持っていることにして責任転換する防衛機制。(投射が最も進んだ形→被害妄想)。
・同一視:ある考え方や感情、行動などを無意識的に取り入れ、その対象と同じような傾向を示すようになる心理過程。
(スターの真似、出身校の自慢など)。
・摂取:同一視の元になる心理過程。
 ※外界の対象やその特徴を無意識的に自分の中に取り入れる防御機制。
(周囲の期待に沿う行動をすることで不安を解消する)
 ※特定の人の考え方や規範をそのまま取り入れるとき同一視。
・反動形成:抑圧が十分でなく、自分の欲求にある程度気づいてそれが表面化することで自己の評価が低下することを恐れ、そのため、まったく正反対の態度や行動をとる防衛機制。
(嫌いな人に親切、ケチの大判振る舞い)。
・合理化(理屈づけ):何かもっともらしい理屈を付けて自己を正当化しようとする防衛機制。
(あばたもえくぼ、「すっぱいブドウ」「甘いレモン」など)。
・昇華:抑圧された欲求や行動が、社会的、文化的に承認される価値のある好ましい活動となってっ発現する防衛機制。
(攻撃的傾向や性的欲求による緊張を学問や芸術やスポーツなどで代償に解消)。
・補償:何らかの劣等感を解消するために、他の分野で優越感を求める防御機制。
 ※そのために特別の努力をすること:過補償。
(学業面の引け目をスポーツで補償。)
・置き換え:外界のある対象に向けられた無意識的な欲求や衝動を、他の対象に向けることで、はじめの対象からの攻撃を防いだり、不安、罪悪感、欲求不満などを解消しようとする防衛機制。
 ※昇華も置き換えのひとつ。
(異性に恐怖心があるが、異性の持ちものに愛着(フェティシズムも置き換えの一例))。
 ※多くの神経症の症状は、抑圧された欲求の目的行動が置き換えられた形で行われる代理行動。
| れいこ | 08. パーソナリティ理論 | 15:59 | - | - |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 15:59 | - | - |